厚木市の水害を考えてみた。※ハザードマップつき!

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こんにちわ!
アタロ―です。
日本に帰国してから(もう3年以上たちますが)

日に日に台風や、ゲリラ豪雨など
突発的な自然水害が深刻化している気がしています。

もちろん上海にいたときも
床下浸水など道路が水浸しに何度か遭遇しますが
やっぱ異常気象が原因なんでは?

今回はそんなトピックで水害について
迫っていきたいと思います!

西日本豪雨水害が今年の7月、
2015年には鬼怒川決壊なども記憶に新しいですよね?

じゃあ厚木の水害対策って本当にあるの? 
考えてみようと思います!!!

厚木市旭公園地下に巨大な水槽が間もなく実現

昨日本厚木駅南口の旭公園を通りがかった時のこと。
何やら大工事!大型クレーンとか、鉄骨がにょきにょきと。。
なんじゃこりゃ?

どうやら『厚木排水区雨水貯蓄整備工事』というのが正式名称みたい。
実施時期も来年の8月30日まで工事してるようです。


今までこんなんだったのが・・・

今はこんな感じ!

別の角度からみると、こんな感じ!

大型ビル建設かと思うほど大規模です。
そばに完成イメージ図があったので、将来はどんなものを作り上げていくかというと、

地下4階建ての巨大な貯水槽!!
うおおーー完成する前に一度は入りたい!!
ふと頭によぎったのは、あの地下巨大パルテノン神殿。そう、これだ。

引用元:国土交通省関東地方整備局ホームページ (http//www.ktr.mlit.go.jp/)

正確には『首都圏外郭放水路』というらしい。

日本初!国の防災施設を官民連携で世界一の観光資源に育てる「民間運営見学システム」による社会実験が、8月からいよいよ始まります!

とある。貯水槽を国の観光資源に仕立てようというわけ。

厚木も観光地化すればいいのにね!!

どのくらい雨を貯められるの?


引用:厚木排水区雨水貯留施設設置工事 事業説明会より
ここには14,000トンの雨水を貯めることができます。と記載されている。
ここにも書いてあるけど、プール40杯分てどれくらいよ?
まったくピンとこない。

どうやら資料の左側の紫色点線までの
地区の水をこの貯水槽に引っ張ってこれるわけだね。
そこには204.6ha(ヘクタール)と面積まで書かれてある。

204.6ha = 2,046,000㎡(1) で、
1トン=1,000リットル=1㎥(2)ですよね。

2,046,000㎡(1) × 高さ = 14,000㎥(2)
高さ = 0.0068m = 68mm

となるので、

つまり1時間にこの区域が
68mmの雨が降ったとすると、
1時間でいっぱいになる量
です。

ちなみによくニュースで聞かれる
降水雨量 50mm毎時とは、
1㎡あたり、1時間どのくらいの高さまで降ったか。

を示してるので、
この場合高さ5cmまで増えるって意味です。
量にして50リットル。

リットル換算するとどれだけ多いかがわかりますね!!!

68mmの雨ってどんなくらい?

うーん。。。でもやっぱり降雨量って実際に体験してみないとわかんない。

引用:厚木排水区雨水貯留施設設置工事 事業説明会より
こちらは平成25年に降雨量65mmの雨が降った様子。
ちょっと、これやばいです。

まあこのくらいの雨が1時間くらい降ったとしても
なんとかしのげるということ。

今後の雨量予測は?

しらべてみたよ。
厚木市のデータは見当たらなかったので、
お隣の海老名市のデータを拝借しました。


数値引用:国土交通省気象庁

2013年は先ほどの”あの”大水害の年です。
例外かどうかは別として・・・。

直近数年を見ると、

2011年しか40mmを下回ってない!

かえって上昇の一途!

10年間に60mmを超えたのって3年もあり、
今後もこれって増えていくってこと。

また以下のグラフは海老名市降水量の推移です。

数値引用:国土交通省気象庁
1mm以上の雨天は若干減ってる?

50mm以上の雨日はこの10年でみると
平均8~9日間で推移しています。

なのでこれからも今後は大雨日が少しずつですが
増えていく傾向にあるようです。

でも水害で心配するのって
大雨で水かさが増すだけじゃないよね?
川の氾濫なんかも気になります。

厚木のハザードマップ


ハザードマップ
※クリックすると原寸大が開きます。
引用:厚木市資料

厚木市からハザードマップが公開されてるぞ!
これをみてみると・・・

玉川・小鮎川・荻野川・中津川など

河川周辺に黄色から水色の帯が至るところに。。。

ちなみにこの浸水想定はこちらのようだ。



先ほどの海老名市データでは
100mmを超える雨量の雨日は年間1⁻2日程度。
つまり氾濫の危険性はすぐ隣り合わせだってことだ。

ただ、先ほどのグラフでは
直近10年間海老名市1日の最大総合雨量平均はおよそ134mmなので、
24時間断続的に100mmが降り続くということではなく、
ゲリラ豪雨のように短時間に
多量の雨が降り続くということなのかもしれません。

ご先祖様達の知恵

じっくりハザードマップを
ご覧になっていただきたい。

先ほどの河川群の浸水地区と、
田畑は見事に重なる箇所が多い。

つまりこれは古人達が水害の危険性があったことを知ってか、
この地にはあえて家屋を建てないのだろうか?

水害乗り越えた地域の絆 タウンニュースより

しらべると玉川にも水害の歴史があった。
それを見るとちょうど67年前の7月12日。
家屋倒壊30件、8人の尊い命が氾濫で亡くなっているそうだ。


じゃあ危険な場所ってどこなのか。
全体を見渡すと、南は厚木清南高校付近から、
北は睦合南公民館当たりまでだろうか。

三川合流地点から、相模川へ少し下った箇所までだ。
つまりあの旭公園貯水工事施設はまさに急務中の急務。
水害が起きた場合、一番被害が大きいのがこの地域
だろう。

特に鬼怒川決壊ニュースは冒頭にも軽くふれたけど、
決して対岸の火事ではありません。
今からでも防災について
この機会に考えてはいかがだろうか。

それではまた!!

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